礼拝中に「聖戦」叫ぶ＝警察が射殺したウイグル族－中国新疆
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009071401042 【北京１４日時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチのモスク（イスラム礼拝所）のイマーム（イスラム教導師）は１４日、同市内で１３日にウイグル族３人が 警察の発砲により死傷した事件について、このうち１人が礼拝中に「聖戦を」と叫び、仲間２人と共に礼拝参加者を扇動したと証言した。新華社電が報じた。
それによると、礼拝にはイスラム教徒約１５０人が参加していた。モスク側は聖戦を呼び掛けた男に退室を指示したが、仲間２人がナイフを取り出して他の人々に同調を迫ったという。ただ、何についての「聖戦」かは明らかでない。
３人は、駆けつけたウイグル族の警備員１人をナイフを振りかざして追い掛け、外に出た後、警察の発砲を受けた。ウルムチ当局は、ウイグル族同士の争いであり、威嚇射撃をした上での発砲だったと正当性を強調している。（2009/07/14-23:06）
