土曜日, 11月 15, 2008

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銀行券と補助貨幣の発行元が異なるのは何故? - Yahoo!知恵袋

以下コピペ

銀行券と補助貨幣の発行元が異なるのは何故

clubkm2001さん

銀行券と補助貨幣の発行元が異なるのは何故

現在日本で使われている現金通貨には
銀行券(紙幣)と補助通貨(硬貨)の2種類が流通していますが、
何故、銀行券は中央銀行が、補助貨幣は政府が発行しているのでしょうか?
少し言い換えると、何故、国に流通している法貨の一種なのに
異なる機関から発行されているのでしょうか
統一してしまうと何か不都合が生じるのでしょうか?
どなたかご存知の方ご教授願います。


ベストアンサーに選ばれた回答

inthefuture2018さん

通貨法の第4条によれば、「貨幣の製造及び発行の権能は、政府に属する」とあります。
歴史的に見ても、度量衡を統一し、貨幣を鋳造するのは国家の専権事項であったと言えます。

補助貨幣である硬貨は、このような意味において、独立行政法人造幣局が貨幣の製造を行い、
日本政府が日銀に貨幣を交付することをもって、「貨幣の発行」と言っています。

銀行券は、もともと金や銀を預けた証書として発明された後、商人が金や銀の裏づけなく、自分の信用で発行
するようになったのが起源であると言われています。これらの商人はやがて、ばらばらに銀行券を発行するよう
なったので、政府が「銀行の紙幣発行権限」を統一し、中央銀行(日本銀行)となったというのが、沿革です。

ちなみに、「銀行券の発行」は、市中の金融機関が日銀当座預金を現金で引き出す際に、日本銀行から発行され
と言われます。なお、紙幣の製造は、独立行政法人国立印刷局が行います。

最後に、統一しても金融システム上の問題はないと思いますが、発行主体の違いは歴史的な経緯によると思われます。