一面ボラ、ボラ、ボラ大群発生 四日市・富洲原の運河
2月8日10時58分配信 中日新聞
四日市市富洲原地区にある海運橋周辺の運河に、6日から7日にかけてボラの大群が迷い込んだ。普段はボートが停留する静かな運河が黒く埋め尽くされ、住民たちを驚かせている。 ボラは体長20-30センチ。住民によると6日ごろから姿を現し始めた。7日午前には、数百匹のウがボラを狙って飛来。午後に近くの男子中学生(14)が網ですくうと、1度で20-30匹が入った。運河の近所に長く住む男性(69)は「数年に1度、大群を見るが、これほど多いのは見たことない」とのぞき込んでいた。 鳥羽水族館(鳥羽市)飼育研究部の高村直人さんは「ボラは河口域や沿岸部で群れで生息しており、たまたま人の目にとまりやすいこの運河に入り込んだのでは」と話した。 (土屋晴康) |
最終更新:2月8日10時58分